溶連菌感染症① 症状は喉が痛い・発熱・頭痛・腹痛・発疹

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うちの子供たちが、今夏はじめて溶連菌に感染しました。
溶連菌と聞くと、たぶん誰もが思い浮かべる症状は「喉の痛み」じゃないでしょうか。
私も、友人から「ご飯も食べられないくらい喉が痛くなる」と聞いていたので、そういうものだと思っていました。

最初は次男が37.9℃の微熱と共に蕁麻疹が出たので、翌日近所の内科を受診しました。
そのときには蕁麻疹から発疹に変わっていて、頬から足の甲まで赤いポツポツが。
先生に指示されて溶連菌の検査を受けると、陽性反応でした。
でも症状は湿疹だけで(しかも全然痒くないらしい)、ご飯も普通に食べるし、喉は痛くないようです。

その数日後に、長男が「お腹が痛くて学校に行けない」と言うので、次男が溶連菌になったばかりだしもしかして…と思い、学校を休ませて同じ内科を受診しました。
発熱も喉の痛みもなかったけれど、溶連菌の検査を受けたらしっかり陽性反応でした。

そういえば、この長男。一週間前に学校から帰ってくるなり「頭が痛い」と泣き出したことがあって、その夕方に熱を測ったら39.6℃にもなっていました。
翌朝も38.5℃あって学校を休んだのですが。昼には熱も下がり、咳や鼻水といった風邪の症状が何も出なかったので、病院には行かなかったのです。もしかして、このとき既に、溶連菌に感染していたのかもしれません。
(この話には続きがあり、処方された抗生剤を飲みきった後に二人とも再発して高熱を出しました。今度は喉の痛みもあるようです。この話はまた別の記事で書きます→「溶連菌感染症②」

では以下に、溶連菌について簡潔に纏めましたので、情報が必要な方は御覧ください。

溶連菌とは――

一般的に、A群β溶血性連鎖球菌を、溶連菌といいます。
溶連菌感染症の原因菌です。菌の侵入部位や組織によって多彩な臨床症状を引き起こします。

  • 3歳以下の乳幼児はあまりかからない。主に5歳~15歳。
  • 大人もかかり難いが、免疫力が低下しているとかかり易い。
  • 潜伏期間は2~5日。潜伏期間中の感染性は不明。
  • 飛沫感染。
  • 抗生剤を飲み始めてから24時間経過後には感染力が0となる。
  • 学校保健安全法により、感染のおそれがないと認めるまでの期間は出席停止。
  • 溶連菌といっても20種類ほどあるので、症状の出方は様々であり、何回もかかる。

検査キットと検査方法

昔は溶連菌という言葉を聞かなかったと思います。
「咽頭炎」や「扁桃炎」を引き起こす原因菌として知られていますが、昔は検査が容易ではなかったため、「溶連菌感染症」であると確定することが難しかったそうです。

今は5分ほどで陽性か陰性かの判断がつく、検査キットが普及しています。
患者数が爆発的に増えていますが、検査で診断が容易につくようになった為に、数字に変化が顕れているようです。それだけ多くの医療機関で、検査キットが用いられるようになったということでしょう。

A群溶血性連鎖球菌迅速診断キットは、一種類ではありません。
「クイックナビTM-Strep A」「ラピッドテスタ®ストレップA」「BD ベリター™ システム Strep A」など、様々なメーカーから何種類も出されているので、医療機関によって使用している検査キットは異なります(ちなみに、近所の内科では、「クイックナビTM-Strep A」を使用していました)。

検査方法は、長い綿棒で赤く腫れた喉の患部をこすります。
「オエッ」となりますが、うちの子供たちは上手に出来ていました。

判定までの反応時間は、どのメーカーのものでも5分と短いので、検査結果が出るまで長く待たされることはありません。

溶連菌感染症の一次症と、二次症

突然の発熱と喉の痛みによって、溶連菌感染症を発症します。
昔は、猩紅熱(しょうこうねつ)と呼ばれ、国の伝染病に指定されて隔離されていました。

今は抗生物質を用いて治療にあたると、2~3日で熱が下がり、5日までには症状が消えます。
7~10日の間、処方された抗生物質をきちんと飲み続けて完治させないと、続発症(合併症)を引き起こす危険性が出てくるので、薬は最後まで飲みきりましょう。
溶連菌が流行しているときに一次症が出ていたら、検査をおすすめします。

一次症

  • 喉の痛み
  • 突然の発熱
  • かゆみを伴う発疹
  • 腹痛
  • 頭痛
  • 嘔吐・吐き気
  • イチゴ舌

イチゴ舌の写真k37-02

写真出典:国立感染症研究所

二次症

  • 肺炎
  • 髄膜炎
  • 敗血症
  • リウマチ熱
  • 急性糸球体腎炎
  • 紫斑病

溶連菌感染症を放っておいたり、完治せずに症状が長引くと、溶連菌の毒性で重大な合併症を引き起こす危険性が出てきます。
また、処方されたとおり薬を全部飲み終わっても、溶連菌が残っている場合があり、そうなるとまたすぐに再発するおそれがあります。

医師から言われると思いますが、薬を飲み終わって症状が治まっていても、自己判断で完治とせずに、一度尿検査を受けて本当に完治しているかどうかを調べたほうがいいでしょう。

次の記事では、おそろしい二次症について語りたいと思います。

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